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Philosophy– いちについて –

新しいヴィーガン料理

Ichi 
日本ならではの“新しいヴィーガン料理”の発信

日本にはヴィーガンに対応できているレストランがまだまだ少ない中、私たちが野菜をテーマにしたレストランIchiを始めるうえで重視したことは「お料理を次の世代に繋げて行く」という思いです。

気候変動やその他の様々な要因で、今まで当たり前に手に入っていた海や山の食材がとれなくなっており、野菜がこれからの美食の中心になっていきます。

今回Ichiがご提案したいのは日本初の新しく楽しいヴィーガン料理のコースです。

日本は古来より「精進料理」という究極のヴィーガン料理の一つの形態が根付いている国でありながら、世界中の様々な料理文化を生活に取り入れている食のダイバーシティ先進国でもあります

Ichiでは日本だからこその技術と発想で四季折々の新鮮な野菜をお料理します。

また、Ichiでは、お客様の幅広い食のニーズにお応えする為に、ヴィーガン料理のコースの一部のお料理を新鮮な海の幸に置き換えたペスカタリアンのコースもご用意しております。

日本ならではのヴィーガン料理"
 

野菜

素材との対話 
野菜と向き合って感じる “ 野菜はライブ ”

Ichiへの取り組みに向け大きな転機となったのは、千葉県八街市の偉大な野菜農家さんの作る、本当においしい野菜に出会えたことです。料理人も農家も、その人の考え方・哲学がお料理や農作物を作り出す点において似ています。

その農家さんは土壌を勉強されに来られた方の「土はどうやって作るのですか?」という質問に対して、「何もしていない。土の声を聞いているだけ。今日はクワを入れた方が良いか、やめておいた方が良いか、土が教えてくれる。雨にしても天気にしても、すべては自然によるものだから、自分が土を作っているというよりは、ただ自然のお手伝いをしているのですよ。」と仰っていました。

料理でも大切なのは「素材の声を聞くこと」です。自分本位に作るのではなくて、相手を尊重し、対話し、結果として自然にあるべき姿を引き出すことが本質だと考えています。

素材は生きているので、同じものは無く、一期一会です。そして生産者の方々との出会いもまた一期一会になります。全ての出会いを大切に、生産者の方々が育てた野菜や素材の良さを、さながらライブセッションのように最大限に引き出します。

 
野菜や素材

食医同源 
健康という側面から野菜を楽しむ

コロナ禍を乗り越える中「免疫力」がキーワードとして取り上げられるにつれ、腸内環境を整えて免疫細胞の活性を上げてくれる野菜を活かした料理作りがIchiの一つの大きなテーマとなりました。

人は食べた物でできています。野菜は皮ほど栄養価があるといわれており、また食材同士の食べ合わせや調理法や温度でも栄養価は変わります。

Ichiでは健康や栄養に関する専門家のアドバイスを取り入れたメニュー作りを行っています。野菜がどのように身体に働きかけるのかを料理人が理解することによって、美味しさだけでなく、健康にも良く楽しいメニューを作り上げます。

Ichiが一番大切にしたいこと、それは「お客様に楽しみながら元気になって頂く」ことです。

多様化が進んでいる時代、お料理への期待はお客様一人ひとり違います。体調も気分も毎日変わります。

そんな中「Ichiのお料理を食べた翌日は体調が良い」と思っていただけるようなメニューをお作りして、お料理を通じて、こころとからだの健康について感じて頂くことがIchiの最初のゴールだと考えております。

 

天然素材

呼吸する空間 
持続可能性へのおもい

Ichiはまるで店内全体が息をしているような天然素材にこだわった空間です。

床材は環境に配慮した、二酸化炭素をすって酸素を出す再生素材のマーモリウム。壁は湿気を吸収する素材である漆喰とナラ材。和紙、麻の壁紙、備前焼を思わせるレンガ、再生利用の木材などを使用しています。

和でもなく洋でもない、ニュートラルなシンプルなデザイン。

Ichiの食材と同じく自然(ネイチャー)を意識した、あたたかくナチュラルな雰囲気でお食事を楽しんで頂けます。

お食事の楽しさと美味しさをこれからの未来につなげていく為に、Ichiは環境に配慮した美食をお客さまへお届けします。

素材